では足元注意!?

六浦駅。それも上り電車に限って、到着前や扉扱いに『お降りの際、足元広く開いています。』と、言うような放送が流れます。
なぜ上りだけなのか?六浦駅だけページになるのか?そこにはこの駅だけの特殊な事情があるようです。


六浦駅の上りホームです。
追浜駅のように曲がっているのかと思えば、う〜ん見事に真っ直ぐ。
ですが、写真をよう見ると、やはり電車とホームの隙間が広い感じです。


角度を変えて見ますと、やはりめっちゃ開いてますね。1000形のTH1000台車が丸見えです。
直線なのに、隙間が広い…???とんちのようなってきましたが、これは寸法間違えるという初歩的な失敗…。
なんてドアホなことするはずも無く理由がちゃんとあるのです。


その原因はこれです。
ただの軌道敷にも見えなくないですが、線路と線路の間。左寄りに一本走っているレールです。
つまり、ここは珍しい三線軌条なのです。
実は、東急車輛で車両を製造(もしくは何らかの事情で搬入)する際、JR線経由になるため、そのまま1067mmの狭軌で東急車輛に引き込んであるのです。
もし、ここを狭軌の車両が通過しようとしますと、軌道中心がやや外(写真では右)側に移動するため、ホームでガリッと擦らないようにするための処置なのです。
そのため、ホームをずらしたり一部では特殊形状のPC枕木を採用しているものの木製枕木をつこうたりとやや特殊な区間となっています。
ちなみに、神武寺駅構内に伸びていますが、ホーム手前で側線になるため目に見える影響は受けず、
八景駅は島式ホームのためやはり影響は受けずに済んでいます。

参考までに…。

八景駅構内も三線軌条敷いてありますが、ホームは島式で写真左側。
狭軌の電車が通ると写真右側に移動するため、目に見える影響は受けずに済んでいます。


戻る

非公式ページにつき、京浜急行電鉄への問い合わせお断り。
管理者/まりーん(苦情等はこちらか掲示板へお願いいたします)
inserted by FC2 system