日本初の点滅信号機

点滅信号は車の方は既に採用され、全国各地に見られるものですが、鉄道用としては初の試みです。
この点滅する信号を京急ではフリッカーと呼び、青と黄色の信号現示が点滅することからYGFと呼ばれています。
そのYGFですが、抑速信号と呼ばれ、105km/h制限を示します。
#厳密には点滅信号=blinking signalであり、明滅/ちらちら=flickerとなります。

さてと、なぜこのような信号機が登場したかといいますと、社長が新しいものが好きだから。
な〜んて冗談あるはずもなく、平成7年1995年4月1日に120km/h(習熟運転は2月21日一部区間から)にが開始され、
それに伴い、従来のYG現示までの制動距離が不足するため、設置されたものです。
その後、JR西日本などで130km/hと、京急を上回る高速運転を開始していますが、信号そのものは大きく変っていませんが、
これは、京急の場合、閉塞区間がJR(もしくは同等の基準を採用している鉄道)よりも短いためです。
更にその後、北越急行で160km/hが運転された際は、京急とは発想そのものを逆に160km/h運転可を示す青青(GG)現示が採用されたため、
今のところ、国内でのフリッカー式信号は京急でしか見れません。


仲木戸→神奈川にある実際の信号機が点滅している様子です。
説明があれば別に大したことではないのですが、何も知らずに点滅する信号機と走る電車。
故障中のようで何か変ですね。写真に撮ると、点いていないので尚更…。


花月園前→生麦で見つけた信号器機箱。
速照にYGFと有りますね。



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