近江鉄道のボンネットバス

江若交通からやってきた車で、導入当初は長浜で商業施設の契約輸送に就いていましたが、
契約輸送終了ともに、長浜から彦根に転籍し、現在はご城下循環バスとして活躍中です。


外観です。現在の道交法や近江鉄道仕様のため少し改造されていますが、ほど良い原型を保ってます。
形式は、いすゞBXD30とのこと。


車内の様子。
一昔前ならちょいちょい見かけたアナログ時計や低い天井などなかなかいい感じですが、
無理やり増設されたワンマン機器類で減滅…。しゃあないですけど。
肩の部分には、彦根市内の写真が。運転席は以後には彦根城の鳥瞰図が展示されています。
私的には、三方シートならめっちゃ嬉しいねんけど、しゃあないわな。


少し手を加えられているものの、ほぼ原型の運転席。
こうしてみますと5Eの頃と殆ど変っていません。内部的には、5Eからはパワステが付いているはずですが。
ただ、近江鉄道の場合、その後も基本的には棒変速(ロッドシフト)を採用を続けため、基本的なところは…。
しいて言えば、U−7Eの頃からエンジンの回転数計が付くようになりましたが。


これも昔のバスには必ずあった扉脇車掌席。
跳ね上げ式の座席が取り付けてあります。
撤去されてしまったのか元々無かったのか定かではありませんが、
扉スイッチと合図ボタンが見受けられ無かったです。


車内時計脇にあった車体メーカー銘板。
帝国ボデー(ボディー)で、後の日野車体横浜工場でした。
よく見ますと、昭和41年6月と読み取る事が出来ます。
ちなみに、日野横浜ですが、長きに渡って日野エンジンの指定車体メーカーとして主に路線車を製造してきましたが、
いすゞとの統合準備に先駆けて、金沢工場と統合し松任工場となっています。


車体後部の銘板。
上がエンジンメーカーのいすゞ。下の青いのが車体メーカーのものです。


ボンネット公式側にあったいすゞ銘板。後部とは少し違います。


どーでもええのですが、年月の近い昭和42年製の電車(近江鉄道モハ806)です。
こう考えると電車の品質保持期限(おい)は結構長いですね。
但し、電車は顔などの改造や、走行関係の部品交換などを行っているため、厳密には純粋な42年製とちゃいますねん。
もっと、ど〜でももええ話(このページ限定)、西武401系は旧411系として昭和40年に製造がはじまったんやけど、41年が少ないねん。
近江では40年製が801に803に807と該当するんねんけど42年があらへん。(改造待ちらしい)



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