恐怖の彦根口駅

たまたま立ち寄ったあの日から彦根口の奥深さに吸い込まれて、作ったページです。


実はそない恐ないです。(笑)
が、ちとオモロイものがようさんありますので見てきました。
写真は駅舎。彦根−八日市は急速に建替えが進み、とうとうこの彦根口のみに。
自転車が雰囲気ぶち壊してますが、鎌倉の江ノ電にありそうな感じの駅舎です。
と、いいたいところですが、、この写真にはカラクリがありまして、引きで撮ると、背後に高層マンション。
更に痛いことに右に鉄筋コンクリの学校が写ってしまいます。
この彦根口ですが、時間・曜日指定で改札掛が配置されますが基本的に無人駅です。
ちなみに、左の小屋のようなものは便所。トイレとか洗面所なんて洒落たものではなく厠とか便所そのもの。(尤も、便所もトイレも意味は同じですが)
この便所。かなり恐ろしく、昼間でも利用したくない感じです。それこそ、ニュッと手が出てきそうな…そんな雰囲気です。


駅舎に掲げられている駅名板。うす汚れた状態で少し寂しい…。


待合室兼改札口の様子。
中間駅にしては広いのですが、昔の日本家屋ですから、入口という入口(言い換えれば出口)が低く設計されています。


出札口横には誰が書いたのか、距離表と所要時間表が貼ってありました。
いかにも手作りで、所要時間は一部の駅しか載っていませんでした…が、
よほど、鉄分が濃いのか愛社精神が強いのか、下のほうには彦根口駅開業日どころか、近江鉄道の創立日や電化の日まで。
これを書いた方は只者ではない気がする。間違いない。(by長井○和)


その出札口脇に貼られた、観光地図。その名『も琵琶湖・湖東路近江鉄道紀行ローカルマップ』
実は、小生も忘れてしまったほど前に発行されたもので、近江鉄道の写真はワンマン化されてFS40をはいているとはいえ504編成。
更に米原駅は0系新幹線で、信楽高原鉄道は旧塗装というなんやかんやでまもなく10年は経つんとちゃうかと思うほど年代物です。
こんなん信じて旅行していたら道に迷う!?


下りホームから上りホームにつながっている本屋を見る。
かなり立派で、中核駅規模はあったのではないかと思います。


今度は、上りから下り上屋をみてみます。
こちらも木造ですが、継接ぎです。
ちょうど画面中央部あたりに上屋にしがみ付いている白い物体は、下り出発信号。
あんな所にしがみ付いている訳ですから…。


出た!信号機のお化け!!
と、いうわけでは無く、大きさはいたって標準なのですが、取り付けてある場所が場所だけに不気味な程大きく見えます。


下りホーム高宮方にはこんな入口が存在します。駅裏に高校があるので便利かもしれませんが、
肝心の朝方は有人駅になるため、写真のように柵が設けられてしまう


本屋に戻って、この立札。尤も近江でちょいちょい見かけられたものですが、駅員居てへんのにどないせいと。
そこまで深く考える人はいないか…。
ちなみに、下のお酒ですが、『きんかめ』やのうて『こんき』だそうです。彦根城の別名金亀城からとったものだとか。(関係なし)


無人駅なので、ありました。基幹駅の連絡先。
それにしても、彦根駅ではなく高宮駅というのが…。


さて、出たり入ったりしまして忙(せわ)しないですが、構内は非常に長い有効長を持っています。
これは、セキをつなげて走っていた頃の名残りだとか。


駅員さん出前かいな?
と、木製の岡持にようにも見える箱ですが、結構重要なもので、業務終了時は基幹駅に届ける模様。
実際は駅員さんが運ぶのではなく、列車の運転士が中継して運んでくれますが…。

オチ…かいな?
彦根口駅は、ほんまは彦根口ではなった???

イイコネフォグチ…?
実は、剥がれただけのお話。こんなん最初からやったら、作った本人は中芹橋に吊るされまっせ。(笑)


最後に…。入場券です。(赤線は当方で追加)

撮影日2003/8/24と2003/12/17



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