■休・廃止路線めぐりその5:神崎線永源寺系統林田−妙法寺東口■

神崎線自体は今も営業中ですが、道路付替えによる廃止路線です。
ちなみに、神崎線は能登川駅−八日市駅−永源寺車庫間を結ぶ路線ですが、八日市で全便別れていまして、
分割後、2路線の呼び方は様々のようで、御園線、永源寺車庫線、能登川線、五箇荘系統…。等を見かけた気がいたします。
ここでは永源寺系統とすることにしました。
#原則、八日市方面を写しています。また撮影日は特記無き場合、2005/2/7です。


林田停留所です。この先、なにやら怪しい旧道が右手に伸びていますが、
路線があった確証が得られなかったため、今回はここではなく、もう500mほど進んだところからです。


名神の高架を潜り抜けた先にある交差点からが今回の区間です。
今では、バイパスがほぼ一直線に突き抜けていますが、右斜めに延びる区間が廃止になった旧道です。
ちなみに、バイパス開通後は旧道の進入角を少し変えて丁字路になりましたが、緑地帯に面影があります。


旧道から永源寺方面です。少々無茶に道路を曲げてバイパスと直交する形に変更されていますが、
緑地帯や建物に面影が残っているのがよう判ります。


上の写真と同じ立ち位置から八日市方向です。写真で見ますと、追越禁止ながらそこそこな国道にも見えなくも無いですが、
車線幅も狭く、歩道があるような無いような区間でバイパスとの差が歴然としています。
ちなみに、右側からの道は、林田付近で分岐した道です。
以前は、林田方面から直線で八日市方面に迎える道路形状でしたが、バイパス工事完了後に交差点形状が変更されました。


五智前停留所付近。以前はここまで国立病院の専用道路が延びていました。


今も昔も一部便しか経由しない国立滋賀病院(かつては国立八日市病院)へ向かう専用道路の跡。
今では並木に面影あるものの、喫茶店の駐車場と化しています。


そこから300m程進むと八日市IC口交差点。
この辺りに、中小路停留所がありました。
この先まだ旧道は奥山停留所付近(村田製作所前)まで続いていますが、なぜか、廃止になったのはここまで。
この先は、今でも永源寺系統が走ります。
ちなみに、かつてはここが名神の入口。左は高速道路なので、歩行者や軽車両などは進入できませんでした。(今はバイパスまでは一般道化)
話は、バスに戻しまして、愛東循環線の一部もここを通過していたことがありました。

●おまけ
(2000年頃八日市駅にて)
新道の開通と病院の名称変更時期は若干前後しますが(病院が先)、かつては国立滋賀病院は国立八日市病院という名称でした。
また、神崎線の一部が病院玄関前に寄らないことや本数の兼合いで、神崎線を補完する八日市駅−国立八日市病院間の区間便が運行されていました。
車によって若干の差異はあったものの、写真のようになぜか国立≠強調した方向幕があてがわれていました。
しかも、強調してはいても文字が小さいという謎つき。
国立滋賀病院に名称変更する前にこの区間便も消滅してしまい、滋賀病院表示はついに見えることはありませんでした。
ちなみに、八日市駅には区間便が存在した証拠が残っていまして…。
(2004/1/31八日市駅)
中央に国立滋賀病院行きと表示されています。
実は(写真ではわかりにくいですが)シールで、剥すと国立八日市病院になっています。



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