湖東三山シャトルバス2003秋/百済寺−永源寺連絡バス(運行終了)

10月頃運行が再開されるとされていた、湖東三山シャトルバスが10月25日より尼子駅の完成に合わせて運行が開始されました。
初夏の運行時に比べ、変更された部分があり、主に変更された部分について見て行きたいと思います。
このバスは運行を終了いたしました


今回からは、多賀大社前とせせらぎ農園前が廃止となり、西明寺より尼子駅に直接向かう路線となりました。
初夏の運行時多賀大社前にあった看板と似ていますが、微妙に違いますね。
また、多賀大社前駅ではバス停ポールを兼ねていましたが、遥か後方が乗り場になっています。


バス乗り場の方から見ますと、位置関係はこのようになります。
左の写真の右側がバスの折返し場兼駐車場のようです。


尼子駅バス停の時刻表ですが日曜日(たぶん土曜日も)は観光パンフレットがそのまま差し込んであり、
琵琶湖線・近鉄線・シャトルバスの時刻がいっしょくたんで見難かったのですが、月曜日からは単純なものに。
尼子駅だけですが、200円均一払いなどの注意書が加えられ、乗り易くしようとした跡が見受けられます。
ちなみに、尼子駅が一番手抜きで(表現悪いですが)バス停は[臨時停留所]時刻表はごく普通のワープロ打ちです。


新設となった、金剛輪時荘(左)とクレフィール湖東(右)バス停。
クレフィールのほうは既存路線(角能線)と大きく離れた場所(角能線は玄関前)にありますが、
金剛輪時荘は狭隘な場所ながら既存の路線バスと同じ位置に存在します。
あくまでも勝手な予想ですが国道307号線上では危険と判断したためでしょう。(特に西明寺方向は見通しも悪く道路を横断必要があるため)
また、ここでの乗降はレストランがあるなど観光中の休憩が出来るためだと考えられます。


百済寺バス停も、本坊前(表門)から赤門前に移動となりました。
また、ここから永源寺連絡バスも発着しています。
あまり知られていないのですが、駐車場のある本坊前は車用の入口で、本当の参道はこの赤門から。
更に厳密にはこの赤門からほぼ直線で下る道が参道。
しかし、この赤門までは比較的勾配が緩く、そのため拡幅され自動車道兼用となってしまってます。
バスは、湖東シャトル・永源寺連絡ともども参道から進入し、上山方面から出て行く経路をとっています。


湖東シャトルのバスです。2台体制は初夏と変わりませんが、路線バスを持ってくるようになりました。
左は彦根唯一の自社発注長尺車。右は彦根数台いるP−U33Lです。


さて、百済寺は赤門。写真は載せていないですが、金剛輪時は本堂前の駐車場がバス停でどの便もここで折り返しますが、国道沿いの西明寺は…?
本堂横駐車場(307号線を水口/大阪方面に向かって左側のみやげ物店横)で折り返します。
撮影したのは、繁盛記をとっくに過ぎた平日に撮影したのですが、繁盛記の休日は折り返すのも一苦労だったとか。
ちなみに、写真では殆ど分かりませんが、7Eの後に忘れ去られた『近江バス西明寺』のポールの存在が在りし日の路線バスのようです。


永源寺連絡は八日市に飛ばされている、彦根の小型観光バスを使用。
運行は近江鉄道名義ですが、車両は湖国バス名義となっています。

その後…。
運行当初に比べ少し変化がおきました。

百済寺−永源寺連絡バスですが、輸送力不足のようで八日市営業所所属の湖国バス路線用予備車が充当されるようになりました。
特に休日は、神崎線も大型車を充当するほどの盛況ですから、MKでは無理があるというのも妥当か…。
余談ですが、八日市営業所の所属会社に割り当てられている週者場所よりMKが撤退したため、
愛知川渓谷シャトルに充当されているレトロ調バスとの並びも見れなくなりました。


変化というよりは追記ですが、あまりにも湖東三山シャトルの往路(尼子駅発)の最終バスが早く、
苦情が来たのかどうかは定かではないですが、近江鉄道各駅に『ご利用の皆様へ…当駅○○発の電車に乗らないと間に合いません』
と、いった様な張り紙が掲示されるようになりました。
正規路線バスではないですから、いまさら手遅れですが、尼子駅着の復路は17時過ぎ…つまり毎時1本として4本も回送があるわけですから、
営業化している方が良かったのかもしれません。

更にその後…

百済寺−永源寺連絡バスは何時からか中型観光バス(路線=大型ショート)のMMに変更されていました。
小生が見かけたのは11月1日からですが…。

最終日

落葉樹もすっかり落ちた最終日。
この日は八日市のKC−RM211EANと彦根のKC−UA460NANの並びでした。


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