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重量変更レール

近江鉄道に限った話しではないのですが、重さの違うレールを繋げようとすると、どうしても段差が出来てしまいます。
その段差ですが、貨物線(それも規格のめっちゃ低い路線)等なら『無視』の一言で片付けても何とかなるでしょうが、
乗り心地が悪くなるばかりか、車輪を傷めてしまう事態になりかねません。
そこで、登場するのが、重量変更レールという一種のアダプターで、段差を無くす工夫をしています。
このレールですが、近江鉄道内にも数ヶ所あるようで、そのうちの一部ですが、写真をどうぞ。
当たり前の話しですが、軌道外から撮影しています


本線の八日市−長谷野間に存在する変更レールです。
高さの高い右側のレールが40kgNレール。左側の背の低いレールが30kgレールです。
レールの真ん中ではなく、継ぎ目の際で変更を行い、重い(背高)方が軽い(背低)方に合わせています。
上面ではなく、下面で変更しているのは、変磨耗を防ぐ為だとか。


↑愛知川駅構内の安全側線(向きが逆なので引込み線の方が適当か?)にある変更レール。形状は本線に設置されているものと同じです。
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