近江鉄道/湖国バスのKC−RP250FBN

管理者より:良い写真が撮影できましたら交換いたします。
       写真が全て表示されるまでしばらくお待ちください。
       路線バスと大きさの表記が異なっています。ご注意ください。

P−代、U−代にある程度の台数が購入の三菱MMに続いて、KC−代と少し飛んでKL−代(2004年秋現在)ながらも、まとまった台数が投入された車両です。
車種は、今までの三菱+新呉羽から替わり、西武グループとしてはごく当然に思える日産ディーゼル製が選ばれましたが、
どういうわけだか、車体は標準の富士重(当時)が選ばれることもなく、西日本車体工業が架装されました。
このような車種の大幅な変更を受けてか、MM時代の中型グリーンからエース23(グリーンに足して?)の名称が与えられています。
ただ、グリーンの導入時期とは違い小口の旅客を狙ったのか、座席数23席(グリーンは27か28席)と少なくなり、車内設備のほうも、パンフレットによると、
●カラオケCDV2000曲/動画
●VTR・TV・冷蔵庫・給湯器・大型トランク・テーブル・観光バスガイドシステム(ナビゲーション)・その他シャンデリア・装飾等豪華装備
●後部2列回転
と、とにかく小さな体にいっしょくたんに詰めん込んだ仕様となっている様子。
ここから、ちと濃い話になるのですが西工の利点を生かしてか、近江の気まぐれか、MM時代の年式などの違いこそあれ大差のない仕様から
1ページ出来上がるほど種類豊富となっています。

○RP登場

正面の写真がない上に中途半端ですが、左側の窓の大きい車です。
近江グループのRPとしては最初期の車で直結式冷房装置(デンソー製のエバボレーターとコンデンサを屋上に一纏めにしたもの)の搭載で
パンフレットのうたい文句どおり大型トランクの確保を実現しています。(ちなみに、MMはサブエンジン式)
後の窓は大中小と開口部が選べる中から、MM時代と同じく大を選択。
ちなみに、正面の造作はごく標準的な92MC(中期と同じ)になっています。
滋賀22き616 湖国長浜

○近江鉄道です。

湖国バス長浜に限られていた感のあるRPですが、湖国彦根に1台投入。
初期仕様とほぼ同じですが、後ろの窓が中サイズになり、空いたところにレオが1匹張られています。
また、前輪ニーリングも搭載されています。(初期車にもあるかも)
初期車と同じく、西工92MC型車体。側面ストライプに注目!!です。
この車は、後に近江鉄道になりました。
滋賀22き670 近江彦根

○再び湖国

再び湖国バスに戻って、今度は八日市にも投入されました。
やっとこさの正面写真も確保。(92MCの顔を載せた理由は後ほど…)
その他は、近江鉄道仕様と同じく…。
滋賀22き695 湖国八日市

○98MC

製造元の仕様変更があり、西工98MC型車体になりました。と、いっても、大差はなく、バンパーの形状が変わり、蓋が微妙に上がりました。
近江側のの仕様変更もなく…。と、行きたいのですが、後面窓が小サイズになりました。
滋賀200か6湖国八日市

○サブエンジン式

長浜の滋賀200か9まで貫き通した、パッケージ冷房を捨てて、サブエンジン式に変更されています。
大型トランクは…。ええのか???
大津でもやっぱり湖国バス。
滋賀200か10湖国大津 #許可を得て撮影

○名古屋だがね

ついに、観光の無い(定期観光は除く)あやめを除いて、全営業所制覇を果たしたRPです。
新製配置ではなく、どこからの転属のような感じです。
何故か、この名古屋車に限って、後部の方向指示器が停止灯に挟まれています。
その後、名古屋の整理に伴い、滋賀県内に。
特徴的な後部灯具類はそのままやけんども、レオが旅立ちました。(笑
ちなみに、県内に転属しやったとき、彦根車(先述)と同じく近江に。
ところが正面から見やったときの話で、後部は名無しのずんべらぼん。
側面は、なつかしの近江バスになってます。湖国バス+近江鉄道÷2なんて事は…。
名古屋200か604→滋賀200か480  #公道上より撮影

○02MCで復活

とほほ…な写真で申し訳ないです。
新呉(車体)+三菱(エンジンシャーシ)→西工+日デ→富士+日デ→MBM+三菱と、変更を行ってきた中型観光バスですが、日デに戻りました。
しかし、いや当然の事ながら富士の選択肢はなくなり、強制的に西工に戻りました。
仕様面ですが、件の大型収納の関係でパッケージエアコンを継承しメーカーも同じくデンソー製ですが、近江初の新型キセに変更されています。(メーカー変更はかなり前)

側面窓は、富士で一回だけ固定が採用されたこともありましたが、黒サッシの逆丁字窓にブルーベントガラスの組込と
これも中型観光バスの伝統的仕様というべきでしょうか、しっかり受け継がれています。
側面関連では第一窓下部の黒塗りの処理が直線になり、帯のサンダーカット(斜め切り)も復活しています。
後部は殆ど変化がありませんが、マーカーランプ、社名表示…。微妙に位置や形状などが変化しているほか、
側面窓が拡大サイズに転地寸法を縮小した関係で帯位置が上がっています。
また、窓は少し大きい中サイズに変更。このサイズは最近他所さんでもよう見られるので、標準といえる…かも。

前面は、フルモデルチェンジされた関係で見慣れない感じもありますが、
正面から見る限りは夜行高速車と背の高さ以外同じといっても差し支えが無いほどで、
前面帯の位置も上げられ行灯が[湖国]になっています。ちなみに、湖国に省略され始めたのは、この車より以前から始まっています。

内装は、4列リクライニングですが、この代からは液晶テレビやDVDなどしばらく購入の無いうちに時代の波に乗って変化しています。

そのほか、正面と後部に取り付けられているマーカーランプの取り付け位置も屋上から面部分に下がるなど、
微妙なところといいますか、細かいところの変更が目立っています。

迷走を続けてきた(?)近江鉄道系列の中型グリーンもこの車種で統一する方向やそうで、
時期投入分として滋賀200か443が八日市。444が長浜。と、追加で投入。
ただ、06年度からKL−が生産休止(復活の可能性は十分ある)ゆえ、また迷走する可能性も…。

滋賀200か384  湖国彦根 KL−RP250FBN

○間違い探し(笑)




画像サイズ的に先述の写真ではわかりにくいと思いますので、件のバンパーだけを拡大。
新規設計になってもうた02MCはすぐわかるかと思いますが,92MCと98MCの違いわかります?
また、02MCに関しては、ディスチャージランプが標準装備された関係で前灯に変化が生じています。(かなり遠くからでもわかるかと思いますが…)
ちなみに、98MCまで見られた中央の蓋ですが、開けますと中から迎撃ミサイル予備タイヤが入っているとか。
ほんまにミサイルやったらどないしようか…。(爆)


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