滋22登録以前の路線車両

#管理者より:すべての写真が表示されるまでお待ちいただけますと幸いです。


6Eのようで6Eで無い車。近江鉄道にはこんな車もいました。
写真ですと、無理があるのですが、リベットだらけの車体でいかにも過度期という感じのする車です。
騒音規制がまだおおらかな時代で、盛大にに穴が開いてます。
残念ながら、この毛色の変わったバスもよる年波にはかなわず、平成13〜14年頃から休車同然となり、
14年度後期納車されたRMノンステ投入により、玉突き廃車になってしまいました。
ちなみに、この車体としては後期納車分で初期車(残念ながら手元に写真なし)と若干窓は位置が異なっていました。
滋22き 10−31 K−RM81G(廃車) #公式側写真の詳細不明の上、不鮮明で申し訳ないです。


最初期の6Eです。(上の車も6Eといえば6Eなのですが…)
製品(車体)そのものの設計変更や近江での部品交換等が行われたため、怒涛の勢いで変化します。
この車、現在の所属は、湖国バス八日市ですが、新製時は近江鉄道長浜でした。
ちなみに、この後も共通なのですが、後部確認カメラ(バックアイ)の視認性を上げるため
光量増加目的で後進灯が二灯のものが採用されています。
滋22き 11−08 P−RM81G 湖国八日市


わかりにくいですが、カラードアに側面幕下広告がない仕様。
ちなみに、この車ですが、広告枠は、このバスが新製配置された長浜の契約輸送(西友楽市)の関係で外されたため、すっきりした側面が特徴。
滋22き 11−09P−RM81G 近江八日市


後部広告が、原型といいますか一番古い回転式を装備してます。
この広告、三面広告で自動的にくるくる回り、3社または3種類の広告が表示される画期的で且つ凝った作りでしたが、
常に動くバスの後ろでは意味がないのか、固定状態になっています。(整備が難しいとの噂も)
広告はさて置き、前扉が黒色に。
滋22き11−10 P−RM81G 近江八日市


上のバスととナンバーが1つ違うだけなのですが、この車はなぜか新型のバックアイ付き。
ちなみに、こちらの後部広告は完全な固定です。
滋22き11−11 P−RM81G 近江八日市


微妙な違い…。上の八日市車と登録番号が続いていますが、前灯枠が鍍金から銀色のものに。
最初は仕様変更と考えたのですが、どうやら後年の修繕でこないなってしもうた模様。
滋22き11-12 P−RM80G 湖国長浜


この頃、富士重で15型E系列(写真は16型E)の車体プレスの変更及び近代化が行われた影響で、購入者の発注によらない仕様変更が行われてます。
外観上の大きな特徴としては、非常口の拡大とルーバー形状の変更が上げられます。
そのほか、屋根板構成も変更が生じていますが、上から見るという前提とよく見ないとわからないため、あまり気が付きません。
近江鉄道としての仕様変更は、ほとんど無いのですが、側面幕の処理が変わり下部に広告枠がつくようになりました。
そして前灯枠は鍍金に逆戻り…。
滋22き12-23 近江八日市


前灯枠が再び鍍金から銀枠に変化しています。やはり、仕様変更か?と、思いきや、続くあやめの滋22き12−72などは鍍金。
この車が例外化と、思いきや大津の滋22か12−78などは銀枠とフラリフラリとしています。
鍍金が剥がれたのかな…?
滋22き12−67 P−RM80G 近江彦根


どっこい生きてるタフな奴…。何かの漫画の台詞で聞いたことありますが、まだまだ生きてます旧塗装。
昔、近江鉄道多和田線(現、湖国バス多和田線)で米原駅東口−多和田間で活躍していまして、
こちらのRMワンステップバスの投入で最後の活躍になってしもうたと思いましたが…。どっこい生きてるタフな奴。
さて、車両の方ですが、いまや貴重になった富士重工業16B型車体の観光落しとされる車で、
登録番号からすれば、更に古い車も在籍していますが、旧塗装としてはこの1台のみ。
観光落しとと、言うわけでエンジン名板が金縁で、木目調の壁。更に、緑色のモケットながらハイバックとなっていますが、
B型車体なので、後ろや細かいところを見るとE型車体という、手っ取り早く言えば中途半端な代物。
ですが、観光車としてのツボはしっかり抑えてあります。(謎)
前途のように以前は、多和田線でバリバリ路線営業で走っていましたが、
今はご覧のように、幼稚園の送迎以外には使われない名家の箱入りのような状態で、非常に綺麗です。
このまま動態保存にでもするのでしょうか…?いやいや事情はわかりませんが、是非ともこの色のまま動態保存して欲しい1台。(笑)
滋22き12−43 P−RM80G 湖国長浜 
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